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休日、天気がいいので半ズボン、Tシャツ姿、自転車でI邸に行ってきた。遅れていた外構がようやくできたのです。
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奥のグレーが母屋でいつものエアロハウスの構造。左のレッドがゲストルーム、右のオレンジは主寝室、真ん中のグリーンがスタディです。3つの個室「ユニット」はCEATEC2011(鎌倉ファクトリー→幕張→横浜コットンハーバー→宮崎県五ヶ瀬→沖縄→鎌倉ファクトリーと旅した)と同じ構造で移設も可能です。構造エンジニアは贄田泰然さん。

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構造的には非常に不安定に見えますが地震時のシュミレーションをしてみると周りのすべての建物が揺れで倒壊してもコレだけは残るという結果が出ました。正直その検証結果には驚きました。

このような一本足にした理由はこれです。
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コルビジェのユニテ・ダビタシオンのピロティです。その著作「建築を目指して」だったか「オープンハンド」にこの場所に男性二名がゆったりと椅子にかけパイプをふかしている有名な写真が載ってます。ピロティという新しい建築装置は大地を開放し太陽の光が差し込む自然を取り込んだ健康な空間を提供する、というような内容だったと思います。
僕はその写真は「ヤラセ」か演出だなあと昔から疑ってました。なぜならピロティは結局自由通路かせいぜい駐車場にしかならず健康な場というより犯罪が発生しやすい場になってしまっているからです。

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都内なので土地はそれほど広くない。ある程度の庭面積を確保しようとすると(ワンちゃんが走り回れる広さ)ピロティ形式になる。4本柱では構造物が庭にドンと置かれることになる(たとえいくら柱を細くしても)建物下で「畑」ができる、がコンセプトでした。そうするとモデルは「木」になる、たぶんそれ以外はないのだと思う。

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従来型のエアロハウスの空間。柱スパンは8mですのでゆったりとした空間になってます。
その中に就寝スペースが吊られている。

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就寝スペースから吹き抜けを見る。可動パネルを閉じると障子で囲まれた空間のようになります。

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レッドのゲストルームの室内。スキップフロアーになってます。

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グリーンのスタディ(一本足)の内部。

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集成材の無垢の壁が厚いことがわかる。

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最後に玄関ホール。外を歩いてたどり着く場所なので外部を見る窓は不要でスカイライトのみにすることが多い、そのほうが空間の質が上がります。 
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住宅や別荘の設計をしていると週末はつぶれてしまうことが多い。住宅をメインでやっていて水曜定休にした建築家もいると聞きます。ただゲンチョウが別荘地であれば気分は少しかわります(ゲンチョウ→現調→現地調査。刑事ドラマに出てくる言葉例えば「ゲソコン」みたいでカッコイイ・・・と本人だけが思っている)そういう場所であればゲンチョウだけではなく帰りに日帰り温泉か何かレジャーらしいことをやると「騙されてしまい」(頭か体か?)数週間休んでいないことに気がつかない(単純なやつだ)
で、週末はゲンチョウで蓼科でした。森の中にしばしたたずみ建物をイメージしてみる、僕の場合多くのデザインが敷地をはじめて見た瞬間に決まります。(他の人はどうなんだろう?)細部はもちろんずーと後ですが大きな構成は瞬間的にいくつか浮かびます。建築の設計はインスピレーションに尽きる。ただそれを実現するために膨大な時間がかかるのです。

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奥の方に住んでいる知り合いに蓼科の別荘ライフのヒアリングに行こう、時間が許せば日帰り温泉でも寄ろうと考えたのが間違い。対抗車のフロントグリルが雪で覆われていると気がついたときはすでに遅し、あっという間に吹雪の中にいた。ノーマルタイヤでチェーンは置いてきた。とにかくブレーキは踏まないように心がけ迷いに迷い(標識が見えない、ナビは適当)何とか日暮れ前に到着。もちろん泊まることに。吹雪の写真がない、それどころではなかったわけです。

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翌日は快晴。せっかくなので昨年展覧会を見逃した藤森さんの「空飛ぶ泥船」を見に行く。
神長官守矢史料館はひっきりなしに人が訪れていました。今回でたぶん4回目ですがこんなことは初めて。道案内と道路も整備されている。

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かわいい!としか言いようがない。

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歩き出しそうに見えるように柱脚回りをデザインしている。なぜそう思うかと言うとエアロハウスでも何度も同じようなデザイン処理を検討したことがあるのでわかるのです。ただモダンデザインではストレートに本当に「歩くべき」デザインになってしまい(もちろん歩くわけはない)アーキグラムからStar WarsのATウォーカーまで研究しましたがデザインは見つからなかった。

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好きなアングルの撮影ポイントだったところは前回来た時木の枝で建物が見えなかったが今回はそこだけきれいに伐採されていた。

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空飛ぶ泥船を見た後これを見ると右上に進む「泥のロケット」を下から見ているように見える。左下の突出部が噴射口ですね。
スタッフのすすすすです

4月8日の構造見学会は雲一つ無いピカピカのお天気で絶好のお出かけ日和でした。



すっかり窓も断熱材も設置されています。
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南側はポカポカです。
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室内もこんなに綺麗です。理想的ですね。
断熱がバッチリ効いているので室内はとても暖かったです。
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ランチは外でお弁当を食べました。
桜はありませんでしたが、エアロハウスの横でのポカポカランチは最高でした!
みなさんのお越しをお待ちしていたのですが・・・
とても静かでのんびり、のんびりした一日になりました。
それでも遠方からわざわざ来て下さった皆さま、本当にありがとうございました。
この日の構造見学は絶対に忘れません。



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