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千葉の船宿へ一泊したときのこと。食事処がなんと船体を改造した別館だった。女将に聞くとさんま漁の漁船を港から引いてきて設置したと言う。翌日船室を見せてもらった。

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甲板上部が宴会場、船体内部は倉庫として使っています。エアロハウスは船や航空機などと同じセミモノコック構造の考え方をベースに設計されました。船と同じですとは言ったものの書籍や図面で知っているわけで実際に構造を見るのはたぶん初めて。

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間違いなくエアロハウスですね。これはエアロだと「床梁」です。これが伸びて「柱」になり「屋根梁」につながり一本の「フレーム」になっている。

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その並んでいる「フレーム」を板状の水平な材で固定している様子がわかります。ボルトが見えるのがフレーム部分。水平材の板厚は70mm、その外をFRP(赤い部分)で覆っているだけ。これで何百キロにわたる航海に出るわけでセミモノコック構造はやはりすごい。
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雨男はなんと僕でした。今日も雨です。横浜石川町W邸の事務所検査なのですがろくにできなかった。1階が陶芸工房、上階が住居です。元町商店街から少し入った路地にあります。周りが密集地なので窓の位置を詳細に検討しました。明日は水戸です、また雨かなあ?などと考えながら帰りかけたら晴れてきた!
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一階は木製引戸が5枚入りますがこのように全開放もできます。杉板は岡山県から直接取り寄せ。

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ロフトは寝室になります。

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リビングの窓は雪見窓にしました。ビルの窓からの視線対策とバルコニーの緑が映えるように。

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ハーフユニットバスにして上部はレッドシダー貼りです。開口は自然換気もできるように付けました。

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階段は思ったよりドラマチックになった。もっと演出できたかもしれない、しばし反省。
震災支援エアロハウスはプレカットが出来上がり今週末から小川鉄工鎌倉工場で組み立てが始まります。いつもは(危険なので)とびさんにお任せですが今回は小さいので僕も建て方に参加するつもり(断られるか?そこをなんとかヤラセテクレ)

僕が初めて被災地に行った時一番ショックを受けたのはテレビで見た光景が延々と続くことでした。車で一時間走っても二時間走ってもガレキの風景が変わらない。どこまでも終わりが見えない廃墟。高校生のとき愛読していたJGバラードの終末論的SF小説を何度も思い出した。
2回目に訪ねた時ようやく現実として受け入れることができるようになり周りを見だしました。
これは南三陸町で歩きながら機械的に5,6歩ごとにシャッターを押した写真です。後でPC画面で見てみるとどこかに必ず生活の痕跡がある。衣服も多い。本当に打ちのめされました。
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屋根材の決定リミット日なので伊豆の現場へ。一応決まっていたのですが最終確認をしないと。都内を出た時は雨。伊豆に入ると晴れと雨との繰り返し、一喜一憂。そして現場に着くと一番ひどい降りに。

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今思うと待っていればよかったのだが現場に着くと興奮してしまい歩き回り始めてしまった(作業終了とともに晴れはじめ大島が見えだした、くやしい!)
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おかげで図面はこの通り、もちろん衣服も。

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帰りに本当は日帰り温泉にでも行きたかったがせっかくのチャンスなのでバンシゲルさんの別荘を見学へ。いつもの「全身建具建築」でしたがなかなか良かった。とにかく明快!引き戸の気密をどうやってとっているか興味がありましたが外にパッキン材を張り付けていた。この方法は僕も取ったことがあるのだがしばらく使っているとスライドするときの抵抗でパッキンがポトンと落ちてしまった。はたしてここでも一か所外れかけを発見。何かいい方法はないものか?そうか抵抗で落ちるので定期的に潤滑剤をスプレーすればいいのかな?
震災支援建築の建設目途がようやくたちました。設置は7月の第一週、場所は石巻です。多くの建築家がみなさんが僕と同じように迷走していると聞きました。支援はなかなかむずかしいのです。目途が立ったのでようやくブログをUPする余裕が出てきました。

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これは南三陸町の仮設住宅。岡の上の小学校のグラウンドに建っています。手前の外壁は化粧サイディング。奥に見えるのはタイル張りです。何と!タイル貼りが人気で手前の棟の入居率は低いとのこと。冗談でも何でもなくて本当だそうです。

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建物下がどうなっているか前から知りたかったのでパチリ。まず松杭が意外と広い間隔で打たれていてその上に軽量鉄骨の床梁が載って全体をケイ酸カルシューム板で覆っている。何とエアロハウスと基本的に同じです。(一般的な建物ではこのケイカル板がない)この上に断熱材がありさらにその上に床材がくる構成です。但しエアロハウスと違うのは断熱材がない個所が90cmピッチで入っている点です。写真前後に写っている黒い小梁は直接床下地を受けているのでそこには断熱材が入っていない。つまり冬に床を歩くと90cmごとに大よそ10cm幅の冷たい部分があることになるわけです。いいんですかね?

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これも南三陸町で見た自衛隊のお風呂部隊の貯水タンクです。九州でインフラがないところにお風呂をつくる話があり自衛隊のお風呂システムは以前から興味があった。いろいろ親切に教えていただきました。被災している子供たちはみんな自衛隊が大好き、大人気です。自衛隊車両を見ると安心すると聞きました。

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最後は仙台の施工会社とはじめる比較的小さいエアロハウス住宅プロジェクトの建設予定地、素晴らしロケーションです。ここでは例の地盤崩落の問題もまったく起こっていません。
南三陸町で自衛隊の「高機動車」を発見。

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まじかで見たのは初めて。映像作家の押井守さんが何かの対談でこれは何だ!と怒っていたやつです。参照元の米軍の「ハンビー」と比べるとわかります。

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押井さんが怒っていたのは「センターピラー」がない点。自衛隊のやつはフロントガラスが広々していて視界がよく運転しやすそう。対して米軍のはガラスが2枚に分かれていて視界が悪そう。これは運転中銃撃を受けたり、物があたってガラスが割れても片方は生き残り運転が続行できるという軍事用としてはあたりまえの仕様とのこと。

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室内も自衛隊のは民生品の寄せ集めのようで耐久性、サバイブ性を追求したデザインが持つ緊張感がない。

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ハンビーがガチガチの体育系だとすると高機動車はお勉強もできるが体育もそこそこできる秀才のよう。本当の非常時には使いものにならないデザインですね。原発のロボットを見てもおそらく日本のロボットは技術的到達点では高いのかもしれないが実践では役に立たない、リアルワールドを想定していない点でオタク的とも言えそう。日本のか弱きデザイン!(テクノロジーはすぐれている、何を想定するかというデザインがない!)建築もそう言われないようガンバロー
地鎮祭や建て方は土曜日に行われることが多いのですがなぜか日にちが重なることが多くどっちかが出られない。この日も伊豆天城高原の建て方と下北沢の地鎮祭が重なり僕は下北へ。3時間ドライブが苦だったわけでは決してなく。
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北沢八幡神社の神主さんがお伴連れでお越しになり解説付きの親切な地鎮祭でした。

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伊豆の建て方完了。支えている柱が見えない!模型検討である程度浮いた感じになると思っていましたが想像以上に「浮遊感」がある建物になりそう。

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ここに大島への風景が切り取られ出現。軸も大体あっていたようで安心。
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