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その1 0625
とにかくかっこいいでしょう?軽井沢の別荘を設計させていただいているNさんのご自宅へ書類を取りに伺ったところ、「ホイ」とう感じで手渡されました。存在感、重さ、厚み、木とアルミ素材感、ロゴ、ウエザリング(たぶん違う言い方がある、汚し方?)どれをとっても計算されていてすごくいいのです。ご自分でつくられたのですよこれが驚いたことに。たとえばこの「HOUSE」がMOMAの3階のギャラリ
ーに展示されていてもおかしくないでしょう?これはわが事務所の宝物です。

その2 0625
なにしろこんなに厚いのです、もちろんすごく重い。


その3 0625
そもそも昨年12月27日代官山からここ神宮前へ引っ越してきたのですがビルの4階なのです。確か一番初めのお客さんが見えられるとき3階までこられて迷われるといけないと思いその辺にあったサンプルと修正テープで急遽こんな案内?をつくり廊下に置いたのです。お客様になにも言われないのをいいことに半年もそのままにしておいたわけで、いや一応考えてはいたのです、タバコを吸うスタッフもいるしここにベンチを置こうとか、植物を置こうか、小川鉄工の出田さんに案内板を作ってもらおうかとか。結局やらずじまい。そういえば、そもそもこのビルに決めたのも内装をイジッテモイイの決めてだったのです。これを気に初心にもどりインテリアコーディネートを始めましょう。
ただこれ看板としてはもったいなくて外に出すわけにはいかなく結局まだ同じ粗雑な看板を出しているのです。
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これから夏なのに暖房のお話。
今回設計するにあたりひとつの目論見がありました。屋根を金属の折板にして簡単な太陽熱集熱装置にしようと考えたのです。金属の折板は工場、コンビニ、ロードサイド店などローコストの建物の屋根に使われる材料ですから当然安い。エアロハウスの構造は長方形の箱で完結しているのでその上に「空間を空けて」折板屋根を取り付ける。まわりはパネルで閉じることができるようにしておく。こうすると夏は2重の屋根の間を風が抜けますので恐ろしく遮熱性の高い屋根ができあがる。冬は回りを閉じてやり天井にガラリと離れたところにファンをつけると天井付近の空気が屋根の下で温められ室内に戻ってくるという暖房システムになるわけです。簡単でしょう。それに絶対ローコスト。と言うことで図面を何度もリバイス考えに考え抜いた設計ができたのですが見積りを取ってみると意外と高いのですねこれが、というより極めて一般的で木造住宅標準のガルバリュームの金属屋根は信頼性がありかつすごく安いのだということだったのです。これには驚きました、工場の屋根より安い。差が30~40万円くらいありました。


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ということで夢のローコスト「ダブルルーフ遮熱・暖房屋根」はあきらめたのですが、悔しいので以前随分研究した壁面取り付けのコンパクトな太陽熱集熱装置をつけました。外気温プラス30度くらいの温風が太陽光発電パネルの電力で日に当たると自動運転で得られます。上部の30cmくらいが太陽光発電パネル、下のガラスが集熱部ですね。

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キッチンの壁、白い円形のものが吹出し口です。しまった給気口とコントローラーが写った写真がない。


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昨年僕が基本設計をやらせていただいきグッドデザイン賞をいただいた新日鉄都市開発さんの戸建住宅でも使っています。これは「エコウォール」と名づけた壁の提案です。一枚の壁が「集熱」「遮熱」「プライバシー確保」「通風」「緑化」「発電」などの機能を兼ねる。
一般的に建売住宅は商品として考えられますからいろいろなデザインがありエコ的な盛り込みがむずかしい点がありますが「エコウォール」を設置することで簡単に機能するエコロジーが実現できるという考えですね。その集熱機能に使いました、効きますよ。


構造見学会・完成見学会をやらせていただいた葉山のお宅は完成しお住まいになっています。NHKの取材がありご了解の上取材対象の一つに入れさせていただいたのですが、こちらは取材しなかったようですので何か行き違いがあったかと確認のためもあり葉山の他の案件の敷地調査の帰りにお寄りしました。何だか「いきいき生活をされている感」がビンビン伝わってきて、もちろんそれは住み手の方のキャラクターによるものですがエアロハウスの空間も少しはその一助になっているような気もしてわくわくしました。部屋の中にはアンティーク家具、オブジェなど様々なものがまだ雑然と置かれているだけですがすごくいい空間になるという予感がある。たぶん選ばれているものの趣味というか統一感のためでしょう。Hrさん(奥様)は住みながら仕上げていくのがすごく楽しいとおっしゃってくれてやってよかったなあ~としみじみ思いました。


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玄関の床タイル、かっこいいでしょう、Hrさんの自作です。結局住まいの(住み始めてからの)かっこよさは建築家ではなく住み手の手柄なのです(住宅の場合はですね、オフィスビルなんかは違いますが)建築家はそのための(かっこいい)フレームを提供する。ディテールも変に過剰に追求しないでどこか塩梅のいいところで止める。僕はルーズなディテールと呼んでいますがカチッとした隙のない設計よりよほど設計がむずかしい。住み手の参加する余裕、隙を残すのです。


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トイレの床タイルは濃いグリーンで白い壁(もちろん自ら塗られた)とマッチ。実際はもっと明るいきれいなグリーンです。目地はまだ。

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この壁はまだ小さいお嬢さんの責任施工工区(たぶん)。この上にホワイトボード用シートを全面張る仕様ですがこれは消せないですね。


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20坪母屋と8坪の離れですが45度に振ったせいで大きく何だか豪邸に見える。これは予想しなかった。


結局僕のお施主さんたちは取材を受けるのであればご自分達が満足いった空間ができてからにされたいということがよ~くわかりました。1年後にお願いしますね。





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