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一般的に住宅で使われている構造形式は、木造の場合は在来工法とパネル工法になります。なんの疑いもなくそれらを使っていますが耐震性、耐久性、リフォームや補修のし易さ、使い勝手、快適さなどから考えて本当に正しいのだろうか?こんな疑問をもちました。随分前から建築の構造はなんだかヘンだとウスウス感じていました。例えば空港で飛行機を見たとき、建築ではキャンティレバー(建物の張り出し)はせいぜい3mなのに、ジャンボジェット機は車輪から胴体端までがどうしてあんなに長くできるのか?という疑問が出てきました。おまけに地震とは比較にならない「ソフトな墜落」といえるような着陸を30年も40年も繰り返しているのです。そう寿命だってへたな建物より長いのです。ジュラルミンのような高価な材料でできているせいか?いえいえそんなことでは説明がつきません。例えばバンパイアというジェット戦闘機は何と「木造」で初飛行が1940年代で、1990年までスイス空軍でちゃんと使われていました。これは設計概念の違いからくるのではないかと思いました。建築は必ず大地があるところから考え始め「物を積み上げていく」発想になりますが、航空機は空中に存在することから発想します。発想を切り替えることにより地震に強い強固な建物が出来るのではないかと考えました。エアロハウスというネーミングも航空機からインスピレーションをもらった構造から来たのです。ですので、胴体にはちゃんとランディングギアがついています。

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デハビラント・バンパイア戦闘機の勇士。木造のくせに垂直に上昇している。木でできているので軽いのでしょうね。

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エアロハウス油壺の勇士、ランディングギアがついています。
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写真1

週末を利用して敷地の現調です、第一日目は山中湖へ(現調は現地調査の略です)
標高が上がるにつれ霧がどんどん出てくる。敷地到着も霧のため湖が全く見えず。眺望が分からなければエアロハウスの検討も十分にできないのでまた来るということに、山中湖はとにかく都心に近いのです。霧のなかの森は幻想的で湖への眺めもさることながらこちらも眺められる(あるいは溶け込む)ようにできないかとしばし考え、「森の中のランタン」のような建物のイメージが浮かび上がる。最悪の日かとも思いましたがこんな日ももちろんあるわけで結果的には来てよかった。昨年竣工したエアロハウスを使ったショールーム(オリックス自動車日野万願寺店)の構造に面剛性を持たせたルーバーをアタッチした構造はできないかと考えながら車を走らせ帰宅。


写真2

週末現調二日目は群馬県川場村の日本旅館、渓山荘へ。旅館としても、犬と泊まれる旅館としても大有名。今まで古い大浴場をアトリエに改修、牧場施設、東京のレストランなどの設計をやらせていただいています。本当に素敵なところで、村の主要道路から下り坂のわき道にそれカーブを曲がると目の前に緑の水田に囲まれた渓山荘の広い敷地全景が一望できる。その隠れ里感といいますかリトリート感が一瞬にして実感できる、その感覚がじつにいいのです。打ち合わせで数時間過ごすだけでもリフレッシュされます。以前東京から送り込んだ大工さんがすごくいいやつになって帰ってきたと仲間から評判になりました、効果抜群。今度はいよいよオーナーのご自宅です。女将からここも使えないかと敷地のとなりにあたる通称鳥小屋へ案内される(昔村の施設としてキジが放し飼いになっていたようです)ここが驚きに満ちた素敵な場所で感動。建築と植物の関係があいまいで植物に侵食された建築にも見えるし、植物がつくった建築にもみえる、不思議な場所です。まだこんなところがあるとは渓山荘、恐るべし。またいつもながらここに目をつけた女将の感性に敬服。
・	倶知安(くっちゃん)駅前にドーンと建つ町のキャラクター(だと思う)名前はあるのかなあ?とふと思う。・・・・・・クッちゃんしないよね

倶知安(くっちゃん)駅前にドーンと建つ町のキャラクター(だと思う)名前はあるのかなあ?とふと思う。
・・・・・・クッちゃんしかないよね

朝9:30橋場保則から携帯。倶知安(くっちゃん)駅についたこれから打ち合わせに向かうという元気な声。エアロハウスを使ったオーストラリア人向けの別荘地計画をニセコのヒラフ地区ではじめています。今まで「エアロハウス村」の話は沖縄から三陸まで何度もありましたがいずれもいろんな理由で実現せずニセコに期待。なんといっても僕の生まれ育った北海道でのプロジェクトなので特別な思いはあります。橋場保則はエアロハウスプロジェクトのパートナーで、ランドスケープアーキテクト、大規模住宅のスペシャリスト、プロデューサー、ホースセラピーNPOなど様々な顔を持つスペースクリエイティブの代表。いつもどこにいるかわからない。先々週はロンドン、その前は台湾だったか?数日前は沖縄だった。ヒラフはご存知の方がいらっしゃると思いますが昨年地価上昇率が日本で一番だった土地、スキーシーズンには1万人のオーストラリア人が訪れる、オフシーズンの今でも300人くらいが住んでいるとのこと、これはちょっとした数字ですね、外国人が集まりだしたころの軽井沢で、全盛期に何人くらいの外国人が住んでいたかわかりませんがオフで300人はすごい。将来ニセコスタイルというような独自のクロスカルチャーが生まれるのではないかと確信します、それくらいの数字です。他の来道者(このように言いませんか?)といえば香港からのきれいな英語をしゃべるウエルシーな中国人とのこと。驚いたのが「本場」ヨーロッパや北米からもスキー客が来はじめているとのこと、理由はわかりますか?聞き間違いかと確認するとディレクターのラスキンさんは(お前は環境にかかわっているのにそんなこともわからないのかというような顔で)説明してくれる。ヨーロッパのスキー場は地球温暖化で滑れる場所がどんどん上に上がり雪質が悪くなっているすばらしい雪質を探すとニセコになるのだとのこと。確かに日本では地球温暖化はどこかまだ観念的ですがヨーロッパでは現実の風景なのですね。アイスマンが発見されたりマンモスが見つかったり。ニセコのように「乾いた軽い雪」が年間で13mも積もるようなところはなくなってきているそうです。敷地の近くに「ニセコサンモリッツ」の看板を発見、ここに「本場サンモリッツ」からスキー客がたくさん来るのを想像。これって銀座へ行かなくなり駒込銀座へ行くようになるということか?(アナロジーがすこしおかしいか?)なんだか気恥ずかしい。僕が地元出身のせいかな?
羊蹄山を望む。北海道らしい風景。

羊蹄山を望む。北海道らしい風景

敷地です。十数戸建つ広さ、右に羊蹄山が位置します。

敷地です。十数戸建つ広さ、右に羊蹄山が位置します。

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